「小型船舶」とは、総トン数20トン未満の船舶のこと。プレジャーボートやモーターボートなどを操縦するためのレジャー向けの資格で、近年女性にも人気がある。

小型船舶操縦士免許の区分

・一級／二級・・・ボート、ヨット用
・特殊・・・水上オートバイ用

一級小型船舶操縦士

小型船舶で操縦できる範囲は無制限。
※沿海区域の外側80海里（約150km）未満の水域以遠を航行する場合は、六級海技士（機関）以上の資格を受有する者を乗り組みが必要

二級小型船舶操縦士

小型船舶で、海岸から5海里（約9km）までの海域を操縦できる。
※18歳未満の場合は操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定される。18歳に達すると、特に手続きは必要なくこの限定は解除され、次回免許証更新時には限定の無い免許証が発行される。

二級小型船舶操縦士（湖川小出力限定）

湖や川だけに利用する総トン数が5トン未満、エンジンの出力5キロワット未満の船を操縦できる。

特殊小型船舶操縦士

水上オートバイを操縦するために必要な免許。湖岸や海岸から2海里（約3.7klm）までの水域を操縦できる。

小型船舶操縦士免許（ボート免許）の資格・試験情報

受験資格

■1級
17歳9ヶ月以上の者
■2級・2（湖川小出力限定）・特殊
15歳9ヶ月以上の者

試験日

[1級・2級・特殊]毎週土日 [2級（湖川小出力限定）]月1回程度

申込期間

試験日の20日前か～7日前

申込方法

郵送、または協会の窓口に申請。

受験料

（身体検査＋学科＋実技の料金）[一級]27,700円 [二級]24,800円 [二級(湖川小出力限定)]20,100円 [特殊]21,800円

試験地

全国主要都市（約100都市）

試験内容

■身体検査
視力、弁色力、聴力、疾病及び身体機能の障害の有無

■学科試験（四肢択一式）
【一級】64問／2時間20分
【二級】50問／1時間10分
【二級(湖川)】30問／30分
【特殊】40問／50分

■実技試験
【一級・二級】総トン数5トン未満、長さ4m以上9m未満の滑走型船（約1時間）
【二級（湖川）】推進機関の出力が15kw未満、総トン数5トン未満、長さ3m以上9m未満の船外機船（約30分）
【特殊】定員3名の水上オートバイ（約20分）

受験者数

57,408人

合格率

[学科]94％ [実技]97％

問合せ先

一般財団法人　日本海洋レジャー安全・振興協会（JMRA）

住所

（特定事業本部）〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町2丁目7番19号 田中保全ビル3階

電話番号

03-5275-1088

公式サイト

http://www.jmra.or.jp/

過去問・サンプル問題

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