潜水士

  • 国家資格
    (業務独占)
  • 実務制限:なし
  • 学歴制限:なし
  • 年齢制限:なし

潜水士とは

潜水士とは、減圧症や窒素酔い、高気圧障害などのリスクを伴う「潜水業務」を行うために必要な国家資格。水中での土木作業やサルベージ作業、水産物採取、海洋調査などで活躍できる。

潜水士とレジャーダイビングの違い

潜水士と似た資格に、レジャーダイビングのライセンスである「Cカード」がある。どちらも潜水器を使い水中に潜るための資格だが、目的が異なる。

潜水士は「潜水作業」の資格

潜水士は「労働安全衛生法」に基づいた資格免許で、潜水作業を行うための資格である。水中での土木作業やサルベージなどを行うために必要で、潜水を職業として行うための知識が必要となる。

Cカードはレジャーやインストラクター用の資格

Cカードは、ダイビングをレジャーとして楽しんだり、ダイビングのガイドやインストラクターとして活躍するための資格。必須ではないが、現地で潜水器やボートを借りる際に提示を要求されることが多い。
Cカード協議会(レジャーダイビング認定カード普及協議会)

潜水士の資格・試験情報

受験資格
誰でも受験できる
※免許の交付は18歳以上
試験日
1月・4月・6月・7月・10月・12月(地域により異なる)
申込期間
試験日の約2ヶ月前~14日前
申込方法
受験地の安全衛生技術センターへ持参、または郵送
合格発表日
試験当日に合格発表日を通知
受験料
6,800円
試験地
北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の安全衛生技術センター
試験内容
学科試験(試験時間:4時間)
・潜水業務:10問(30点)
・送気、潜降および浮上:10問(25点)
・高気圧障害:10問(25点)
・関係法令:10問(25点)
受験者数
6,947人
合格率
76.8%
問合せ先
公益財団法人 安全衛生技術試験協会
住所
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9F
電話番号
03-5275-1088
公式サイト
http://www.exam.or.jp/

過去問・サンプル問題

公式サイトで過去の試験問題を見ることができる
http://www.exam.or.jp/exmn/H_kohyomenkyo.htm
また、個人のブログだが、こちらで過去問と模範解答を見ることができる
Kamar Kecil di OnEcoTravel: 潜水士の試験問題と解答