アロマテラピスト

アロマテラピスト

香りのセラピスト。自然の力で心を癒す。

アロマテラピーとは

アロマテラピーとは香りを使った癒しで「芳香療法」とも呼ばれる。
植物の成分や香りのもつ心身への影響を研究し、実生活に役立てていく。

香りは植物の花や果実から抽出した天然の有効成分を使うので、アロマテラピーは植物の力を借りた自然療法の一つといえる。

アロマテラピストは香りのスペシャリスト

香りやにおいは、普段意識していなくても必ず身の周りに存在し、心身に影響を与えている。人は情報の多くを視覚から得るため、嗅覚が退化した動物だ。しかし、香りは視覚異常に脳を直接刺激することがわかっている。

アロマセラピストを目指しアロマテラピーの勉強をしていく中で、まず香りやにおいに敏感になることが実感できるだろう。

アロマテラピストの仕事と収入

アロマテラピストの収入は、見習い期間で時給850円が相場。
エステサロンやアロマテラピーショップで、セラピストとして施術したり、販売員として関連商品を説明販売するのが主な仕事だ。

また、アロマテラピストとして経験をつんだ後は、スクールやカルチャーセンターの講座でインストラクターとして教える仕事もある。

アロマテラピストは癒し業界の中ではとても認知度が高い仕事である。
そのため癒し業界の中では、比較的仕事をみつけやすい。ただ、アロマテラピー関連の仕事は決して収入が良いとは言えないのが現状だ。

「収入よりも、アロマテラピーの施術をして、お客さんや家族や友人が喜んでくれるのがうれしい」。
アロマテラピストは、収入よりもやりがいを求める女性に人気の仕事である。

アロマテラピストの仕事は小さいスペースでできるので、独立して自分のアロマテラピーサロンを開業したいと考える人が多い。独立するなら、アロマテラピーの資格の他に国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」の資格をもっていると有利だろう。

アロマテラピーの資格一覧

日本のアロマテラピーの資格で、有名なものは次の2つです。

アロマコーディネーター

日本アロマコーディネーター協会(JAA)が発行しているアロマテラピーの資格です。
協会認定学校のカリキュラムを修了することにより得ることができます。アロマコーディネーターの資格の特徴として、インド発祥のオイルマッサージ「アーユルヴェーダ」も並行して学ぶことができます。

アロマセラピスト

日本アロマ環境協会(AEAJ/旧日本アロマテラピー協会)が発行しているアロマテラピーの資格です。
資格は、アロマテラピー検定2級・アロマテラピー検定1級・アロマテラピーアドバイザー・アロマテラピーインストラクター・アロマセラピストの5つのレベルに分かれていて、趣味で楽しみたい人から仕事にしたい人まで目的にあった資格をとることができます。

アロマテラピストの学校と講座

アロマテラピストのなるには、アロマテラピーの学校に通うのが一般的。また、自分がアロマテラピーの施術を受けて、気に入った先輩セラピストに弟子入りするという方法もある。 アロマテラピストの仕事に就く際に資格は必須ではないが、就職するのなら有名資格をもっていたほ方が有利だろう。

アロマテラピストの講座終了後にサロンへの仕事を斡旋してくれる学校もあるが、そういったサロンは一般的にローテーションが速いので、学校で学んでいるあいだに自分で仕事先を探したり、人脈を築いておこう。