福祉の資格でキャリアアップ 【ケアマネージャーを目指そう!】
福祉の仕事でのキャリアアップは、ケアマネージャーを目指して、まずは国家資格である「介護福祉士」や「社会福祉士」を取得しましょう。
現場の介護の資格である「介護福祉士」の方が試験が簡単で就職もしやすいので、まずは介護福祉士の資格で業界に入り、キャリアアップのために「社会福祉士」の資格を取るのが一般的です。
福祉の資格のキャリアアップ
- 介護職員初任者研修(3ヶ月)
- 介護福祉士(3年)
- 社会福祉士(1~2年)
- ケアマネージャー(1~2年)
福祉知識の幅を広げるなら、公的資格である「福祉住環境コーディネーター2級」(3ヶ月)もおすすめです。
1.介護職員初任者研修
【取得の目安】3ヶ月
介護職員初任者研修は2013年に「ホームヘルパー2級」に代わってスタートした資格で、福祉業界の登竜門となる資格です。
資格というよりは研修制度という位置づけで、130時間の研修を受け、筆記試験に合格することにより資格を得ることができます。
2.介護福祉士
【取得の目安】3年
介護福祉士は、介護が必要な高齢者や障害者の日常をサポートする介護のスペシャリスト。高卒以上で福祉に関する必要な科目を修めているか、3年の実務経験があれば国家試験を受けることができます。
3.社会福祉士
【取得の目安】1~2年
社会福祉士は、高齢者や障害者などの福祉に関する相談にのり、助言や指導・援助などを行う専門家です。介護のスキルだけでなく、福祉関連の法律や制度・心理学などの知識も必要になってきます。
社会福祉士の受験資格には、福祉系の大学卒か、短大卒+実務経験が必要になるので、仕事をしながら通信制大学などで学ぶ人も多いです。
4.ケアマネージャー(介護支援専門員)
【取得の目安】1~2年
ケアマネージャーは要支援・要介護の認定を受けた人たちの、介護計画(ケアプラン)を作るための資格です。介護保険制度の中核を担う存在なので、就職やキャリアアップにとても有利になります。
介護福祉士や社会福祉士の資格を持っていれば、5年以上の実務経験で受験資格が得られます。