20代の就職・転職に有利な資格【9選+1】
ここでは実務経験のアピールが難しい20代が、就職・転職でアピールしやすい資格を紹介します。
就職活動でおすすめの資格は、誰もが受かるレベルではないけれど、半年ほどで取得できる難易度の資格です。就職活動中はもちろん、就職してからも2~3年のうちに取得していってほしい役立つ資格ばかりです。
なお多くの資格において、3級は少し勉強すれば合格できる入門レベル。難易度が上がる2級以上がアピールできる資格だと覚えておきましょう!
IT・パソコン系資格
1.マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS試験)
【民間資格】
いまや多くの職場で必須となっている「Word・Excel・Access・PowePoint」などの操作スキルをアピールできる資格です。WordやExcelなら上級資格を目指しましょう。
官公庁や中小以上の会社だと、プレゼンテーションに「PowerPoint」を使うことが多いので、資格があると重宝されます。またデータベースを操作する「Access」は苦手なビジネスマンが多いので、資格をアピールできるでしょう。
2.ITパスポート
【国家資格】
ITパスポートは、社会人に持っていてほしいとされる情報処理の基礎的な資格で、あらゆる業界の就職・転職に役立ちます。IT業界に進むなら、プログラマーやシステムエンジニアへとつながる上級資格の登竜門となる資格です。
法律系資格
3.ビジネス実務法務検定2級
【公的資格】
ビジネスの実務に関する法律の資格試験。法務部はもちろん、社会人として知っておくべき法律を体系的に学習できる資格として人気があります。
4.宅建(宅地建物取引主任者)
【国家資格】
多くの国家資格の中でも人気のある資格の1つ。汎用性が高く、不動産や金融業界の就職や転職、キャリアアップのベースとなる資格です。
5.知的財産管理技能検定2級
【国家資格】
企業や団体の、商標や特許・著作権などの知的財産を管理するための資格です。知的財産の保護は、企業の重要事項なので、資格を持っていれば就職・転職に有利です。
その他のビジネス系資格
6.日商簿記検定2級
【公的資格】
簿記検定は会計知識のベースとなる資格です。会計や金融の業界、経理職のキャリアアップなど、お金を扱うあらゆる業界で就職・転職に有利になります。
7.秘書技能検定2級
【民間資格】
秘書技能検定は秘書を目指す人だけの資格ではありません。社会人に求められる「ビジネスマナー」や「コミュニケーション」能力をアピールでき、就職・転職に有利になります。文部科学省も後援しており、社会的信用度も高い人気の資格です。
8.TOEIC
【民間資格】
就職・転職に使うならTOEICは730点以上はほしいところです。しかしTOEICの点数はアピールが難しく、英語が直結する業界なら900点以上は必要だし、英語が直結しない業界なら点数自体は有利になりません。
面接では「自分は何のためにTOEICを勉強し、英語力をどのように活用していきたいか」を具体的にアピールしましょう!
9.2級FP技能士(ファイナンシャルプランニング技能士)
【国家資格】
お金にまつわるライフプランを提案できる資格で、金融業界はもちろん、多くの業界で人気のある資格です。
おまけ:最強の資格
自動車運転免許
【国家資格】
あまり大きな声で語られることがありませんが、どんな業界でもアピールでき、最も汎用性の高い資格は「自動車運転免許」です。
事務系の仕事や内勤作業の仕事でも、ちょっとした移動や出張などで車の運転が必要な状況があります。就職・転職の際、採用側の意識としては運転免許はできるだけ持っていてほしいというのが本音です。
運転免許の取得は教習所に通うのが一般的で、社会人になってからだとなかなか時間が作れません。AT限定(オートマチック限定)でも大丈夫なので、時間のある時にできる限り取得しておきたい資格です。
まとめ
就職・転職の面接で資格をアピールするとき、資格を数多く持っていることをアピールしてはいけません。それではただの資格マニアだと思われてしまいます。
資格のアピールは「目的意識」が大切。「今後の仕事に役立てるために」という明確な目的意識をベースに、あなたの言葉でアピールできるようにしておきましょう。