MBA(経営学修士)
日本でも注目されるビジネス界のエリート資格
MBA(経営学修士)の仕事と収入
MBA(Master of Business Administration)とは、経営学修士と訳される、ビジネス界のエリート資格です。企業の管理職や幹部候補生のための資格で、ビジネスの専門学校で、「ケースメソッド」という教育法を軸に実践的な経営学を習得します。
MBAの収入は、年収800~1000万円ほどからスタートし、実力があれば数千万円まで上げることができます。資格の取得もさることながら、MBA取得に付随する横のつながりや、OBとの人脈も高く評価されます。
MBA(経営学修士)のなり方:学校と講座
MBAは正確には資格ではなく、ビジネススクール(BS)の修了生に与えられる学位という位置づけです。MBAの本場アメリカで取得するのが一般的で、景気が良いときは、日本の大手企業から資金を得たたくさんのMBA留学者がいました。
ビジネススクールの履修期間は、スクールにもよりますが、一般に2年間です。ビジネススクールの学費と生活費で、大体1000万円の費用がかかると言われています。
MBAを取得できるビジネススクールは、アメリカに500以上あります。しかし、MBAは取得するだけでは意味がなく、”どこで取得したか”ということが大きく評価されます。米国人気ビジネススクールTOP10なんていうものも毎年発表されているので、ビジネススクールは慎重に選びましょう!
最近では、日本でアメリカのMBAが取得できたり、日本の大学もMBAのコースを開講しています。しかし、日本で取得できるMBAは、アメリカのものと比べると評価は低いといえるでしょう。