世界遺産検定(せかけん)
- 民間資格
- 実務制限:なし
- 学歴制限:なし
- 年齢制限:なし
世界遺産検定とは
世界遺産検定とは、人類共通の財産・宝物である「世界遺産」についての知識と理解を深め、学んだ内容を社会へ還元することを目的とした検定試験である。
2006年のスタートから延べ6万人以上が受検し、認定者は約2万5,000人を超えている。
また、受検料の一部がユネスコの世界遺産基金に寄付され、世界遺産保全活動に活用されているのが特徴的だ。
2013年6月には、日本の富士山もついに世界文化遺産に登録され、世界遺産に注目が集まっている。
世界遺産検定の階級とレベル
世界遺産検定は、初級の3級から、2級、1級、最上級のマイスターと4つの級に分かれており、年に4回(1級とマイスターは2回)実施されている。
3級
はじめて世界遺産を学ぶレベル
2級
世界遺産や地歴の知識に自信のあるレベル
1級
世界遺産を極めたいレベル
マイスター
世界遺産を極め自ら行動するレベル
世界遺産検定(せかけん)の資格・試験情報
- 受験資格
- 【3級・2級】誰でも受験できる※併願可能
【1級】2級認定、または2007年までのシルバー認定以上の人のみ受検可能
【マイスター】1級認定、または2008年までのプラチナ認定以上の人のみ受検可能 - 試験日
- 3月上旬、7月上旬、9月下旬、12月上旬(3月・9月は2級と3級のみ)
- 申込期間
- 試験日の約2ヶ月前~1ヶ月前
- 申込方法
- 郵送、またはインターネットから申込み
- 合格発表日
- 試験日の約1ヵ月後
- 受験料
- [3級]8,000円 [2級]4,900円 [2級3級併願]8,000円 [1級]9,000円 [マイスター]18,000円
- 試験地
- ■7月・12月
札幌、仙台、水戸、宇都宮、高崎、大宮、所沢、千葉、柏、東京(23区)、東京西部(多摩地区)、横浜、厚木、金沢、松本、静岡、名古屋、京都、大阪北(天満)、大阪南(和泉)、広島、高松、福岡、熊本、など
■春・秋の特別開催(3月・9月)
東京、川崎、名古屋、大阪、など - 試験内容
- ■3級の試験(マークシート/60問/60分)
世界遺産の基礎知識と、日本の全遺産を含む100物件
■2級の試験(マークシート/60問/60分)
主要な世界遺産300物件
■1級の試験(マークシート/90問/90分)
新規登録を含む世界遺産(900件以上)
■マイスターの試験(論述/3問/120分)
新規登録を含む世界遺産(900件以上) - 受験者数
- [3級]6,592人 [2級]4,293人 [1級]805人 [マイスター]77人
- 合格率
- [3級]76.2% [2級]42.1% [1級]23.5% [マイスター]54.5%
- 問合せ先
- NPO法人 世界遺産アカデミー
- 住所
- 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル9F
- 電話番号
- 03-6212-5020
- 公式サイト
- http://www.sekaken.jp/
過去問・サンプル問題
公式サイトで各級とマイスターのサンプル問題が掲載されている
http://www.sekaken.jp/authorization/examplec.html